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なんばウォークで高校生による「昆虫食イベント」 食糧問題解決をテーマに

学生団体「Justive」のメンバー

学生団体「Justive」のメンバー

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 学生団体「Justive(ジャスティブ)」による昆虫食を集めた販売イベントが8月17日、地下街「なんばウォーク」(大阪市中央区千日前)で始まった。

12種類の昆虫食

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 同団体は、今年6月に清風高校3年の牛窪慶伍さんが「ボランティア活動に参加した際、自分が感じたように同年代の学生にもボランティアや社会貢献の大切さを感じてほしい」という思いから設立した。社会問題を解決するのを目的として、現在は大阪、兵庫、京都などの高校生22人が活動する。

 団体設立後初開催となる同イベントは、食糧問題の解決策として期待される昆虫食を扱う。「イベント実現に向けて昆虫食を取り扱う企業などに高校生だけで連絡を取り、プレゼンテーションなどを10社以上行ってきた」と牛窪さん。同イベントでは、健康食品を販売する会社「ODD FUTURE(オッド フューチャー)」(東京都新宿区)など4社が協力する。

 販売する昆虫食は、コオロギを原料とした「ナチュラルクリケットパウダー」(1,500円)、「クリケットプロテイン」(5,200円)、「クリケットプロテインバー」(410円)のほか、「タガメサイダー」(500円)など12種類。

 牛窪さんは「昆虫食は環境に優しく、タンパク質も豊富なので若い世代の方にも知ってもらいたい。今後も社会問題解決をテーマにイベントを開催していければ」と話す。

 開催時間は10時~21時。23日まで。

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