見る・遊ぶ

なんばエリアでパントマイムやマジックショーなど「言葉に頼らない笑い」3日間

  • 0

  •  

 コメディーイベント「ワラウナンバ」が3月3日~5日にかけて開催された。

宮崎駿の物まねを披露するいずみ包さん

[広告]

 大阪府・大阪市・大阪文化芸術創出事業実行委員会が主催し、吉本興業が企画制作するイベント。訪日客含む観光客に向け、大阪が持つ「笑い」の文化を楽しんでもらうとともに、パフォーマーに公演機会を創出するために開催した。道頓堀商店街や千日前商店街、道頓堀ZAZA、味園ユニバースなどを会場に、大道芸や物まねの披露、フォトスポットの設置など言葉が理解できなくても伝わる「ノンバーバル」な笑いを前面に押し出した。

 道頓堀のかに道楽前で始まったオープニングには、ノンスタイルの石田明さん、ネルソンズの和田まんじゅうさん、ニッポンの社長のケツさんが登場。ゲリラ的に始まったイベントに観光客らはスマートフォンを取り出して撮影するなど、周辺は一時大混雑となった。道中で繰り広げられる大道芸を見ながら3人は千日前商店街へ向かい、そのまま南下して第2会場「YESNAMBAビル」(大阪市中央区難波千日前)前に到着した。

 ビル前には大阪プロレスがリングが特別に設置。覆面をかぶったレスラーたちが石田さんらを迎えた。リングに上がった和田さんやケツさんが、本物のプロレスラーを見て「思ったより大きくない」とケチを付けると、同プロレスのレスラーを兼ねるゼウス社長が怒り、ケツさんにコブラツイストを仕掛けて懲らしめる場面も。ケツさんは「世界最強です」と考えを改めていた。

 期間中は街中にサンパチマイクを置いたフォトスポットなども設置。訪れた人がポーズを取って写真を撮るなどして楽しむ様子が見られた。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース