「第6回 タカシマヤ日本酒祭」が9月6日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で始まった。
「和」の文化を盛り上げ日本酒に気軽に触れてもらおうと2015(平成27)年から開催する同イベント。前回の2019(平成31)年4月開催時には、30代の女性を中心に幅広い年齢層が来場したという。4年ぶりの開催となる今回は、約100蔵・700以上の銘柄の日本酒をそろえる。
会場では、日本酒を製造・販売する「蔵元」とコミュニケーションを取りながら日本酒を試飲したり購入したりしてもらう。「蔵元ブース」では、「澤田酒造」の非売品を復刻した「白老 勝盃 純米大吟醸」(3,080円)や、「出羽桜酒造」のモモやブドウなどの山形県産フルーツを使ったリキュール(各1,650円)などを販売。「酒の肴(あて)」として、唐揚げやお造りなどを販売するエリアや、約40のテーブルを備える立食スペースも用意する。
日本酒と共にラーメンも提供する。「ストライク軒」(大阪市北区天神橋5)や「百麺」(東京都世田谷区)など日本酒好きの店主が営むラーメン店6店が2日ごとに入れ替わり出店する。日本酒専門居酒屋「日本酒うさぎ」(大阪市中央区)は、約100種類の日本酒とおつまみを約100人が利用できる「ロングカウンター」で提供する。高島屋大阪店のバイヤーが選んだ日本酒を並べる「バイヤーズセレクションコーナー」や高島屋大阪店のバイヤー・販売員が接客する「バイヤーズBAR」、日本を代表する日本酒銘柄「獺祭(だっさい)」の専用バーなども設ける。
同イベント担当バイヤーの北一枝さんは「昔ながらの日本酒から、新しいジャンルのお酒までを用意した。日本酒の奥深さや幅広さを感じてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。9月11日まで。