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南海の特急「ラピート」、コロナ前と同水準の運行本数に 観光客の増加受け

ラピートを待つ観光客(2019年、提供=南海電鉄)

ラピートを待つ観光客(2019年、提供=南海電鉄)

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 南海電鉄の特急「ラピート」の運行本数が10月21日、コロナ禍前と同水準に回復する。

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 昨年10月に新型コロナウイルスの水際対策が緩和され、訪日客を中心に空港線の利用が回復していることを受けてダイヤを改正する。9月15日に発表した。改正では、関西空港となんば駅を結ぶ特急ラピートをコロナ禍前と同じ水準まで増便。空港急行の編成車両数も変更することで、空港線の輸送力は2019年と同水準に復活する。

 ラピートは、上下線共6本増便。1時間当たり2本運行する。空港急行は一部の便を6両から8両に変更し、需要増加に対応する。空港急行の8両編成での運行本数は1日当たり128本中、平日100本、土休日97本となる。

 南海電鉄によると、コロナ禍前のラピートの乗車率は70%。現在同水準まで回復しており、さらなる上昇を見込んでいるという。

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