「イタリアンチャイナバル村塾(そんじゅく)」(大阪市中央区難波千日前)が2月14日、オープンした。
大阪市西区新町にある、日本食とフレンチを組み合わせた料理店「和フレンチバル村塾」の姉妹店。店舗面積は25坪。席数は、テーブル席38席、カウンター席8席。2階建ての店内は黒色を基調に、2階はシャンデリアを天井からつり下げるなどぜいたく感を演出する。店主の小島信也さんは「中華料理が好きで、新店をオープンしたいと考えていた。イタリアンと組み合わせることが競争の激しいこのエリアで差別化につながるとも考えた」と話す。
店長は、ホテルのレストラン勤務経験があり、「和フレンチバル 村塾」で8年修業を積んだ料理人の珍斉(ちんさい)洋次郎さん。珍斉店長は「話を聞いた時、まったく違う分野で驚いた。中華料理、イタリアン共にたくさん食べ歩き研究を重ねた」と話す。元フランス料理人の経験を生かし、エビチリなどに使うマヨネーズやチンジャオロースーのソースには、一般的な中華料理では使わない調味料も使っているという。
メニューは、「サーロインを使ったチンジャオロースー」(3,180円)、「究極!黒酢の酢豚」(1,860円)、「たっぷり黒毛和牛モモ肉のパリパリ春巻き」(1個、540円)など60種類を用意。シェアを想定し2~3人前で提供するメニューを多くそろえる。「和フレンチバル村塾で好評」(珍斉店長)という、フォアグラを使ったメニューも用意する。ドリンクは、紹興酒やワインなど約100種を用意。客単価は4,500円~6,000円を想定する。
珍斉店長は「中華料理とイタリアン、2種類の料理を提供するからこそ中途半端な味は許されない。どちらのファンの期待にも応えられる味に仕上がっている」と自信を見せる。
営業時間は16時~24時(土曜・日曜・祝日は14時から)。