大阪ミナミ・宗右衛門町の「ホテル メトロThe21」(大阪市中央区宗右衛門町2)で11月20日、単行本「平成ゴジラ クロニクル」の発売記念パーティーが行われる。
平成ゴジラシリーズや「モスラ」などの特撮を担当した川北紘一さん
同イベントは、「平成ゴジラ クロニクル」(キネマ旬報社)の11月発売を記念して行われるもの。「平成ゴジラのVSシリーズ(ゴジラと他の怪獣が戦う)の最初」という1989年の「ゴジラvsビオランテ」の監督・大森一樹さんと特撮監督・川北紘一さんを招いたトークショーのほか、サイン会や特別映像の上映も行う。
大森さんは大阪府生まれの映画監督。村上春樹原作の「風の歌を聴け」や平成ゴジラシリーズの監督として活躍。現在は大阪芸術大学芸術学部映像学科教授を務めている。川北さんは東京都出身の特撮監督。東宝入社後、円谷英二に師事。平成のゴジラシリーズや「モスラ」などの特撮を担当した。
同イベントを主催するA-TOYS(池田市)の安斎レオさんは「この映画でゴジラが上陸するのは大阪。会場周辺を破壊して歩いている」と同映画と大阪との関係を話す。イベントについては「平成ゴジラシリーズの立役者、川北特撮監督と大森監督の貴重なツーショットイベント。めったに聞けない話が聞けるかも」と話す。安斎さんは「平成ゴジラ世代だけでなく、昭和ゴジラ世代の方にも楽しんでいただけるイベントだと思う。両監督と身近に接するチャンスだし、何より大阪でそれが実現したことがうれしい」と話す。
18時開場、19時開演。チケットは、「平成ゴジラ クロニクル」本付きの前売り=10,000円、当日=11,000円。本なしの前売り=8,000円、当日=9,000円。