NTTドコモ関西支社(大阪市北区)は10月22日、大阪厚生年金会館(西区新町1)で、ショップスタッフの応対スキルを競う「マイスター・オブ・ザ・イヤー2009 関西支社大会」を開催した。
同コンテストは、販売店スタッフの応対スキル向上を目的に2006年から毎年開催されているもので、今回で4回目。前回までは同社関西支社管内でのみ実施していたが、今回より全国規模で実施されることになり、関西大会の優勝者は2010年2月23日に東京で行われる全国大会に出場する。
今回出場した11人のスタッフは、いずれも関西地区のドコモショップで接客を担当する。各店舗や各支店での選考などを勝ち抜き、約4,500人のスタッフの中から選ばれた。冒頭、西邑省三関西支社長が「業務知識だけでなく、笑顔の中に秘められた信頼感が大切」とあいさつし、コンテストがスタートした。
コンテストは、13分間の持ち時間を使い、役者が扮(ふん)する来店客が入店し退店するまでの模擬接客を行い、その内容を競うもの。身だしなみやあいさつといった基本的な応対から、ヒアリング、ファクトファインディング、プレゼンテーション、クロージングといった契約に至るまでのスキルなどを審査した結果、最優秀賞に桃山駅前店の中村朋世さんが選ばれた。中村さんは「お客さまとの楽しい空間を作れるように心掛け、笑顔を絶やさないようにした。他の人の応対を見て、自分にないスキルもたくさんあったので、それらを取り入れてレベルアップして、関西代表として全国大会に臨みたい」と意欲をみせた。
同コンテストには広域なんば圏からも、なんば御堂筋店の平岡正樹さんが出場し、最優秀賞に次ぐ優秀賞と、親しみや好印象を感じる接客をしたフレンドリースタッフ賞を獲得した。