美人時計(東京都渋谷区、TEL 03-5798-7802)が販売するiPhone、iPodTouch用アプリ「美人時計」の大阪版「Kiss×bijin-tokei」が話題を集めている。
「美人時計」は、時刻を書いた黒板を手にした女性が1分ごとに登場するiPhone、iPodTouch用アプリケーション。毎分違った写真が自動的に表示され、1日(1,440分)で1,440枚の写真が表示される仕組み。渋谷や原宿などのストリートを歩いている一般女性に声を掛けて撮影した「東京版」の配信が今年5月に始まり、App Storeのアプリ売り上げランキング(エンターテインメント部門)で1位を獲得するなど人気を博している。
「美人時計」の大阪版アプリ「Kiss×bijin-tokei」は、美人時計とKiss-FM KOBE(神戸市中央区)のコラボレーションにより9月17日にリリースした。Kiss-FMはアメリカ村にサテライトスタジオを展開するほか、動画サイト「アメリカ村TV」を運営するなど大阪ミナミとのつながりが深く、ポッドキャストの配信やモバイルコンテンツの運営などインターネットの先進的な取り組みを行っていることから、美人時計側から大阪版のコラボレーションを持ちかけた。
美人時計広報担当の橋本竜さんは「美人時計の地方版の構想は当初からあった。今回Kiss-FMさんと組ませていただき、地方版の第1弾として、ベンチマーク的なコラボレーションができた」と話す。「日本美人をフックに『地方を美人で元気に』をテーマにすれば、大きなまちおこしや地域活性に至らないまでも、地方に少なからず勇気や元気を与えるきっかけぐらいはできるのでは」とも。
Kiss-FMがキャスティングを行い、アメリカ村を中心とする大阪ミナミ各所で撮影した。東京版にはない「座りポーズ」を取り入れたほか、関西出身の女子中高生ら21人によるアイドルユニット「JK21(ジェイケイツーワン)」のメンバーも参加した。
Kiss-FMの坪井淳一さんは「関西でタレントやモデルやアイドルを目指す女性たちを、FM放送やインターネットを通じてバックアップしていたことから、関西で活躍する60人の女性をピックアップしコラボした。App Storeのアプリ売り上げランキング(エンターテインメント部門)で早くも6位に食い込んでいる」と話す。
アプリの料金は350円。