阪神電鉄と近鉄は、初詣客の利便性向上を図るため、12月31日の終発から元旦の始発にかけて、阪神なんば線と同線と接続する近鉄奈良線で終夜運転を実施する。
終夜運転を行うのは、阪神なんば線の尼崎駅から近鉄奈良線の近鉄奈良駅までの間。普通列車(一部区間準急)のみの運転で、約20分間隔で上下線とも17本を運転する。
両社では、相互直通運転開始後、初の正月を迎えるにあたり、阪神なんば線の利用を前提とする「伊勢神宮初詣割引きっぷ」も発売している。
「伊勢神宮初詣割引きっぷ」は、阪神沿線から阪神なんば線を利用し伊勢神宮に参拝する客に便宜を図るもので、阪神全線の各駅と、伊勢神宮までの往復乗車券、往復近鉄特急券引き換え券や観光施設の割り引き特典などをセットにしたもの。
利用期間は12月30日~来年1月31日。大人=5,500円、子ども=2,800円。発売期間は12月31日までで、阪神梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、御影駅、三宮駅、大阪難波駅の各駅長室などで発売中。