なんばでエイズ啓発トーク&ライブイベント-アーティストが理解呼びかけ

800人の観客の前でトークを行う山本シュウさん、KOJIさん、遠藤淳さん

800人の観客の前でトークを行う山本シュウさん、KOJIさん、遠藤淳さん

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 ライブハウス「なんばハッチ」(大阪市浪速区湊町1)で11月30日、HIV啓発イベント「愛です!FM OSAKA~HIV/エイズを考えよう!~トーク&ライブ vol.3」が開催された。

なんばハッチ内には「募金缶」ブースも

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 同イベントはFM大阪が取り組んでいるキャンペーン「愛です!FM OSAKA ~HIV/エイズを考えよう!~」のトーク&ライブイベントの第3弾。厚生労働省が後援する。今回は12月1日の「世界エイズデー」に連動して開催された。インターネットと携帯電話から応募を募り、抽選で選ばれた800人を招待。同イベントの趣旨に賛同するアーティストとDJたちがライブやトークを行った。

 出演したアーティストは、伊藤由奈さんや今年デビューした「ギャルユニット」のJuliet、前回も出演しているMetisやSunset Swishなど計7組。3時間にわたりライブパフォーマンスが行われた。ライブの合間には、HIV啓発番組を担当するDJのKOJIさんや遠藤淳さん、大塚由美さんらのメーンMCが、ゲストMCの山本シュウさんやエイズに関する活動を行っているゲストらを迎えてトークを行った。

 アーティストのYU-Aさんは「エイズについてはよくわからなかったこともあると思うけど、このイベントを通じて楽しみながら学んでほしい」と客席に呼びかけ、ゲストMCのAMIさんは「わたしも客席にいるつもりで一緒に学んでいきたい」と話した。はばたき福祉事業団やエイズ全国意識喚起キャンペーン「wAds」のゲストは「知らないことがエイズの人を傷つけることがある」「普通の人として接してあげてほしい。エイズの人でも生きて働けることを伝えたい」と話した。テンション高く登場した山本シュウさんは「ただ人の悩みを聞いてあげてほしい。それだけで救われることも多い」と訴えた。

 ライブパフォーマンスの前には「エイズについてどう思うか」「エイズ感染を告白されたらどう感じるか」「自分がエイズにかかったら人に伝えるか」などの質問に対するアンケートを映像で表示。合間に橋下徹大阪府知事のメッセージも紹介された。

 同イベントでは、大阪・ミナミを中心とした店舗に「募金缶」を設置。なんばハッチ内にも募金缶ブースが設けられた。

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