道頓堀の戎橋横にある雪印乳業のネオン看板で12月1日、奈良県が発信する「奈良ニュース」の配信がスタートした。
雪印のネオン看板は有名なグリコ看板の横にあり、共に戎橋の風景として親しまれている。縦16.63メートル、横6.52メートルの巨大サイズに、道頓堀のビル群が川面に映る様子を絵画風に表現している。
今年3月28日に15年ぶりにリニューアルした際に、看板の下部に高輝度LEDを使い、縦96センチ、横5.76メートルの横長のメッセージ表示部を設けた。メッセージ表示部には、3カ国語による「ようこそ道頓堀へ」の文字や、天気予報、大阪府と大阪市による「大阪ニュース」、「雪印からのお知らせ」を配信しており、この度、「奈良ニュース」が追加された。
「奈良ニュース」は1カ月更新で、50文字以内の4パターンのニュースを配信する。現在は平城遷都1300年祭に関するニュースを中心に配信している。奈良県庁総務部広報広聴課の大野達也さんは「戎橋には平日22万人、休日30万人が通行しており、奈良観光のきっかけになれば」と話す。