心斎橋のアメリカ村に12月19日、エスニックファッション雑貨店「チチカカ 心斎橋アメリカ村店」（大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-6121-5150）がオープンした。

メキシコのリゾートホテルをイメージした店舗

　「チチカカ」は、ヴィレッジヴァンガードコーポレーショングループの衣料・雑貨店で、ショッピングモールを中心に全国に約50店舗を展開している。「心斎橋アメリカ村店」は同社にとって5年ぶりの路面店となり、関西ではイオンモール鶴見リーファ（鶴見区）、ココエあまがさき（兵庫県尼崎市）、ピエリ守山（滋賀県守山市）に続く4店舗目の出店。

　9月末までステーションプラザてんのうじ（天王寺区）にも出店していたが、ビル改装のため閉店し、近隣で物件を探しアメリカ村への出店が決まった。天王寺の店舗でも勤務していた店長の濱元実和さんは「天王寺に比べると、アメリカ村は20歳前後のお客さまが多い。よりエスニック色の強い民族的なものや、コテコテで個性的な商品を好まれる」と客層の違いを話す。「天王寺のころのお客さまがわざわざアメリカ村まで来ていただくこともある」とも。

　メキシコのリゾートホテルをイメージした20坪の店内には、ボヘミアン、ポンチョ、ブラウス、ロングスカートなどの衣料品（4,000円前後）、雑貨・アクセサリー（100円～）のほか、グラス、時計、ランプ、お香などをそろえる。そのほか、メンズのパーカー、コート、カーゴパンツなども。売れ筋商品はネパールやインド製の大判ストール（1,890円）。

　店頭に並べる商品には社員が実際に着用した写真とコメントを添え、着こなしを提案する。濱元さんは「色柄の強いものが多いので、コーディネートを提案することで売れ行きが変わる。これからも、お客さまが帰りたくなくなるような楽しい店づくりをしていきたい」と話す。

　営業時間は10時～21時。