1月31日、道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で巻きずし丸かぶりコンテストが行われ、女子大生やミス商店街らが参加した。
同コンテストは、大阪海苔協同組合(大阪市北区)が主催する「海苔チャリティーセール」の一環。同セールでは今年収穫の新ノリを市価の半値以下で販売し、売上金で車いすを購入して大阪市社会福祉協議会などに寄付する。10時30分から販売を開始し、11時の時点ですでに売り切れた。
コンテストは1チーム3人で開催。大手前大学、関西学院大学、甲南女子大学、同志社女子大学、立命館大学、武庫川女子大学の6大学7チームと、戎橋筋・宗右衛門町・道頓堀のミス商店街チーム、計24人が参加した。各チーム1人1本ずつ計3本を順番に、今年の恵方である西南西に向かって丸かぶりし、その順位を競った。
「笑ってないで食べて」「頑張れ」などチーム内や観衆の声援の中、24人が競技用に具材を食べやすく細かくした巻きずしを丸かぶり。途中、ミス道頓堀がいち早く1本を食し、ミス商店街チームが優勢になった。司会者の「今日だけは女を捨てて」の一言に笑いが起きる一幕も。最後は立命館大学の3人目が追い上げ、1位の座を勝ち取った。
1位になった立命館大学の3人には賞金1万円がそれぞれ渡された。3人はそれぞれ「おいしかった」とコメント。「頑張りました」の声に司会者が「でも本当はゆっくり味わって食べたいよね」と聞き返され、「もちろん」と会場の笑いを誘った。2位は同志社女子大学、3位は武庫川女子大学。
最後は参加者全員揃って記念撮影。司会者の掛け声に合わせて、「おいしかったです」と唱和し、会場からは拍手が起きた。