南堀江で2月6日・7日、大阪文化服装学院の学生が「SUCRAVE(シュクレーヴ)」(大阪市西区南堀江1)を限定出店した。
同店を運営するのは同学院ブランドマネージメント学科3年生の江浦理紗さん。自身でショップコンセプトを立案し、期間限定店長となった。同校には他にもファッション・ビジネス学科、ファッション・プロフェッショナル学科などがあるが、ブランドマネージメント学科は店舗だけでなく、商品やブランドの企画力の育成を目指す学科。
今回の企画は、同校が提携するパル(中央区北浜)に学生がショップコンセプトを提案。和風ブランドショップや古着店、大人向けストリートファッションなどのアイデアが並ぶ中、江浦さんの「トータルモードガーリーショップ」が選ばれ、パルの後援により出店が決まった。「従来のショップにはない、かわいい人形や雑誌、絵本など、カルチャーを感じられる雑貨をそろえてみたかった」と江浦さん。
同店は2日間限定で、南堀江の空きスペースを利用して出店。同校企画広報室の加藤さんは「イベントブースでの出店は今までも手がけているが、実際に路面店を運営するのは初めて」と話す。「仕入れから運営まで全て学生に一任している。この経験を生かして今後も活躍してほしい」とも。江浦さんは「南堀江は個人の店舗が多く、モードに近い部分があるエリア。そうした場所の人の目に触れる機会を持てたのがいい経験になった」と振り返る。