道頓堀の中座くいだおれビル(大阪市中央区道頓堀1)で2月20日・21日、「道頓堀芸術祭2010」が行われる。
アートの「今」と「今後」の可能性の表現をテーマに、17組のアート団体と8組の映像作家らが参加する同イベント。ビル4階のイベントスペース「studio ZAZA」に3つのブースを設け、それぞれの空間で各団体が提供するライブパフォーマンスや映像作品を公開する。同スペース全体を同じイベントで使うのは今回が初めて。「映画館や演芸場が多く、一大文化芸能エリアだった」道頓堀で、地域文化の活性化、さらにはアーティスト・団体の作品発表と相互の連携を生み出すことが狙い。
イベントを主催する実行委員会の三村康仁さんは「道頓堀を観光客だけでなく、地域の人々にとってもより魅力的なエリアにしたい」と話す。それぞれの出演者に今回の発表だけで終始せず、今後の活躍へつながる機会を与えてあげたいという。「今後、半年に1回ぐらいのペースで開催できれば」と意欲をみせる。
開催時間は14時~20時。前売り=3,000円、当日=3,500円。