道頓堀の大型ビジョン「トンボリステーション」で現在、カメラで撮影した通行人を森永製菓「チョコボール」のキャラクター「キョロちゃん」に変身させた映像を流している。同ビジョンを運営するプラネット(大阪市西区北堀江1)が、カメラで撮影した通行人の顔部分に画像を重ねてリアルタイムに表示するパターン認識システム「caos(顔ッス)」を使ったプロモーション第1弾として展開している。
道頓堀の戎橋南側のベルスードビル(中央区道頓堀1)壁面で約200インチの「トンボリステーション」を、戎橋北側のオグラビル(宗右衛門町)で同「トンボリ・リバーサイドビジョン」を運営している同社。「トンボリステーション」に昨年12月末、ビジョン前にいる人々をカメラで撮影し、あらかじめ作成しておいたグラフィック画像を顔の周りにリアルタイムに当てはめることができるパターン認識システム「caos(顔ッス)」を導入し、試験運用を行ってきた。
3月13日より実施している今回のプロモーションでは、通行人の顔にくちばしや体を当てはめて表示。「チョコボール」のパッケージが2日にリニューアルし、3日よりお笑いコンビ「はんにゃ」を起用したテレビCMをオンエアしていることに関連し、期間限定で実施している。上映時間は12時~、13時~、14時~、15時~、16時~の各10分間。
同社クリエーティブグループの織田雄一さんは「知名度・人気ともに非常に高いキャラクターであることから、世代を問わず多くの通行人が立ち止まり、ビジョンに映し出された自分の変身姿をデジカメや携帯カメラで撮影している」と話す。
プロモーションは今月31日まで。