大阪観光コンベンション協会(大阪市中央区南船場4)は3月8日、観光情報サイト「OSAKA-INFO」の中国語ページを全面リニューアルした。
同協会は、大阪の観光振興・コンベンション誘致を図るためにさまざまな事業を展開している。これまでもサイトを通じて日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語による大阪観光についての情報発信を行ってきたが、昨年7月より中国人の個人観光ビザが解禁されたことを受け、中国語ページを全面改定し、個人旅行者向けの内容にしたもの。
中国語ページは、簡体字ページ(中国本土向け)と、繁体字(台湾・香港向け)の2種類あり、いずれも個人旅行者に対して大阪の魅力をより発信するため、大阪のイメージがすぐに伝わるように写真が目立つデザインにした。大阪の魅力を積極的に発信するための「文化歴史」「自然アウトドア」などテーマ別のコーナー構成にし、ユーザーが見たい情報に容易にアクセスできるように改善。そのほかショッピング情報、観光情報、イベント情報などで構成する。
大阪観光コンベンション協会情報発信チーム担当部長の狭間惠三子さんは「個人が自分のニーズに応じて楽しめるようにした。中国からの旅行者は都市観光のニーズが強く、特にリピーターはショッピングやエステなど旅の目的が細分化してきている」と話す。「現在はサーバーを日本国内に設置しているが、今後は中国国内に設置し、中国からより快適に閲覧できるようにしたい」とも。