道頓堀にソルロンタンスープ専門店「赤坂一龍」-関西初出店

来店客の9割が注文するという「ソルロンタンセット」(1,575円)

来店客の9割が注文するという「ソルロンタンセット」(1,575円)

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 道頓堀に3月14日、韓国料理のソルロンタンスープ専門店「赤坂一龍 大阪難波店」(大阪市中央区道頓堀2、TEL 06-4963-3443)がオープンした。

牛のほほ肉のスライスをゆでた「スユック」も提供

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 「赤坂一龍 本館」(東京都港区)は1965(昭和40)年創業の韓国料理専門店。大阪難波店は、同店「別館」(同)で提供している雪濃湯(ソルロンタン)料理の専門店。「赤坂一龍」では初の関西出店となる。もともと大阪の会社で働いていた方成敏さんが、ソルロンタンの味を大阪でも提供したいと考えて独立。今回の出店が実現した。店舗面積は約27坪で、席数は36席。

 ソルロンタンは牛の骨や肉を長時間煮込んだ韓国料理。「韓国のファストフード」(同店の亀山久恵さん)として韓国内では多くの人に親しまれている。料理の性質上、火を止めることが難しいため24時間体制で営業している。あっさりとした味付けが特徴で、「低カロリーでコラーゲンたっぷりなので女性にもおすすめ」だという。

 牛のほほ肉のスライスや春雨などが入れられたソルロンタンを、キムチなどいくつかの副菜とともに味わうのが同店の基本メニュー。「ソルロンタンセット」(1,575円)は副菜に白菜キムチ、大根キムチ、韓国海苔など11品が付いたもの。平日の11時~14時限定で、副菜5品のランチ(980円)も提供している。そのほか、チャプチェやチヂミ、ゆでた牛のほほ肉の「スユック」なども。ソルロンタンスープのテークアウト販売も行う。

 亀山さんは「韓国といえば焼肉のイメージがあるが、女性にも食べやすいソルロンタンをもっと多くの人に味わっていただきたい」と話す。現在の来店客は多くが口コミからといい、週3回ほど足を運ぶリピーターも多いという。「体にやさしい味で、胃腸が疲れたときや体調が悪いときにもおすすめ。団体だけでなく、一人でも気軽に訪れていただける店にしていきたい」とも。

 24時間営業。

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