豆乳やおからを使用したドーナツで人気を集める「はらドーナッツ」が5月27日、「心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6214-0827)をオープンした。
「はらドーナッツ」は、「おいしく、健康で、安心して食べていただける」をコンセプトに2008年に神戸・湊川に1号店を出店、現在は全国に28店舗を構える。1号店近くの老舗とうふ店「原とうふ店」の豆乳とおからを原料にした素朴な味わいのドーナツ。小麦粉や砂糖などの原料にもこだわり、防腐剤や保存剤を使わず、その日に販売するドーナツを店内で手作りする。
ドーナツは、看板ドーナツの「はらドーナッツ」(120円)のほか、「サトウキビ」「チョコ」「ホワイトチョコ」「コウチャ」「コーヒー」(各130円)、「丹波黒豆きなこ」「お野菜」(各150円)、「季節のフルーツ」(160円)の定番商品や、心斎橋店限定の「さつまいもとはちみつ」「はちみつジンジャー」(各160円)などを販売する。
同店は、大阪市内では「堂島店」(北区)に続く2店舗目となる。1階がテークアウト、2階イートインスペースとなっており、いずれも9坪ほどの広さ。イートインスペースには、テーブル=10席、カウンター=9席の計19席を設け、ドーナツのほか、「コーヒー」「紅茶」「牛乳」(300円)、「カフェオレ」(400円)、「りんごジュース」(350円)を提供する。
「地域密着の店を作りたい」という代表の岡井健さんは、「各店舗の限定メニューはその店のスタッフが自ら考えて作っている」と話す。「小学生や中学生の職業体験も受け付けており、横浜元町店では子どもたちが考えた『カレードーナツ』『抹茶ドーナツ』などを期間限定で販売したこともある」とも。
オープン初日となった27日は朝から主婦などが列を作り、常時20人ほどが並んだ。営業時間は11時~21時(売り切れ次第終了)。