店舗・住宅などの設計・運営を手がける「es」(大阪市西区南堀江2)は5月8日、自社ビル1階に「スープ&ベジタブルレストラン es」(TEL 06-6534-4326)をオープンした。
同店は、これまで3階で営業していた「es農場レストラン LOVE & CAFE」を1階へ移転しリニューアルオープンしたもの。「野菜が主役のレストラン」をコンセプトに、野菜ソムリエで店長の上田祥之さんが考案した野菜スープや野菜のケーキ、サラダバー、野菜ジュースなど野菜にこだわったメニューを中心に提供。店舗面積は45坪で、テーブル席60席を設ける。
月替わりの「野菜ソムリエの魔法のスープ」(ランチセット=800円、ディナー時は単品=500円)は、「季節によって変化する必要な栄養素を最適な形で摂取できるように」と上田さんが相性の良い食材を組み合わせたもの。6月は「スープの力で梅雨の季節を乗り切ってもらおう」とデトックス効果のあるタマネギを使った「元気がでるスープ」を提供する。
ランチに付く「サラダバー」は、キノコ・根菜・マメ・イモ・海藻の5種類の総菜とベースサラダ、アボカドなどのトッピング類で構成。ダイエットや疲労回復、アンチエイジングなど効能別に選べるバーは「面白いと好評」だという。ランチメニューはそのほか、「さつま芋と茸の豆乳チャウダー」(850円)、「日替わりランチ」(750円)、「シェフのきまぐれカレーランチ」(800円)など。
「野菜ソムリエのロールケーキ」(500円)は、生地に「砂糖大根」という別名を持つ野菜のビーツを使用し、砂糖の量を減らした低カロリーのロールケーキ。トマトのコンフィチュールで味付けたクリームを包み、表面は「食べる美容液」とも言われるアボガドを混ぜたバタークリームとトマトのコンポートで飾った「鮮やかな色」も同メニューの特徴。
以前は野菜のセミナーや大学で講演なども行っていたという上田さん。「日常的に栄養素を満遍なく取るのは難しいという方も多いと思うので、相性の良い組み合わせや悩みに合わせたアドバイスなど、当店を通して野菜の魅力を伝えていきたい」と話す。
営業時間はランチ=11時30分~16時、ディナー=18時~22時。火曜定休。