貴金属ジュエリーの老舗「GINZA TANAKA 心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6253-4111)で現在、純プラチナ製の「トミカ」を展示している。
同企画は、株式会社タカラトミー(東京都葛飾区)が手がけるダイキャスト製ミニカー「トミカ」の40周年を記念し、「GINZA TANAKA」(東京都中央区)との共同で実現したもの。10年前の30周年の際には、「日産ブルーバード」の純金製トミカを100万円で限定100台発売したという。今回の純プラチナ製トミカは1台限りの非売品。
車種は、最初に発売されたトミカ6車種から選ばれた「日産フェアレディZ432」。ドアやタイヤなどの駆動部分も通常のトミカ同様に動かすことができる。通常は紙製のパッケージも純プラチナで製作。「プラチナは融点が高いため、高熱での加工を必要とする。また磨きすぎないようにも注意を払った」(同社)。全長約7センチ、重さ約210グラム。非売品だが、参考価格はパッケージ込みで700万円。
今年のゴールデンウィークに開催した「トミカ博 in OSAKA」(住之江区)でも展示し、好評を集めたという。同店の伊藤隆弘店長は「プラチナ加工の技術の高さをぜひ見に来てほしい。トミカとプラチナという組み合わせが、子どもから大人まで興味を持っていただける展示になっているのでは」と期待を寄せる。
営業時間は11時~19時30分。6月30日まで。