なんばパークス（大阪市浪速区難波中2）5階に6月24日、「ナナズ・グリーン・ティー」（TEL 06-6641-5778）がオープンした。

オープン初日は舞妓さんがお出迎え

　同店は七葉（東京都目黒区）が経営する、緑茶をメーンメニューとするカフェ。関西では、えにし（和歌山県和歌山市）が 3店舗を運営しており、大阪への出店は今回が初めて。

　店舗面積は43.5坪で、席数は58席。打ちっぱなしの床に石を配置し石畳をイメージするほか、茶室に見立てたブースを背の高い壁で仕切っている。「一度来ていただいたお客さまにも違う気分で楽しんでほしい」（同社の川原伸章さん）との思いから、各ブースそれぞれの席の色を変えている。メーンターゲットは20～50代の女性。

　提供するのは「抹茶ラテ」（450円）や「グリーンティー」（450円）など緑茶のドリンクやパフェ。クリームや黒みつ、フロートアイスなどざまざまな組み合わせで提供する。宇治茶は、京都・下鴨神社のご神木を発祥とし長い歴史を持つ茶葉を使用。苦味と甘味をブレンドしたドリンクに仕上げた。

　川原さんは「本物にこだわった良質の緑茶を味わってほしい。大阪でも緑茶を気軽に楽しむスタイルが根付き、いろいろ買い物をする中でゆっくりする場所を提供できれば」と話す。なんばパークスを運営する南海都市創造（中央区難波5）の芦田さんは「以前から和カフェを望むお客さまの声が強く、ようやく実現することができた。一度来ていただいた人にリピーターになっていただける、本物の味だと思う」と自信をのぞかせる。

　営業時間は11時～23時。