東心斎橋に7月1日、「ビストロ酒場ココット」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 06-6245-1733)がオープンした。設計・運営はカームデザイン(西区北堀江2)。
同社は飲食店の店舗デザイン・設計を手がけるデザイン事務所。今年4月にはじめての自社外食経営に乗り出し、鉄板焼きの「ホリエテッパンバール」や白ワインをカウンターで提供する「しろワイン酒場コンロ」を事務所のあるビルの1階部分にオープンした。今回が3店舗目の出店となる。
「ホリエテッパンバール」では、鉄板焼きのメニューを安価な価格で提供。「しろワイン酒場コンロ」では白ワイン100種類をそろえ、iPadをメニューブックにしたりツイッターを導入したりするなど、「いいと思ったものを柔軟に」取り入れている。今回の「ビストロ酒場ココット」は、「はしで食べられるビストロ料理」がテーマ。「気軽に楽しんでもらいたい」と、ココット鍋の料理を居酒屋感覚で提供している。
同社の金澤拓也社長は「以前より自社経営をしたいと考えていた。多くの店舗デザインにかかわってきた経験を生かし、必要とされる店作りを目指していきたい」と抱負を語る。堀江の2店舗は、周辺に住む人たちや働く若者か多く来店しており、「今回も地域に密着し、そのエリアの人たちが気軽に来られる店になってほしい」ととも。
営業時間は18時~翌2時(金曜・土曜・祝前日は翌4時まで)。