南海難波駅周辺の10の企業や商店街が中心となり、8月6日から8日までの3日間、環境に関する各種の取り組みを行うイベント「なんばエコプロジェクト2010」を行う。
同イベントは、「なんばから広げよう!環境のためにできること。」をキャッチフレーズに、南海電鉄、南海都市創造、戎橋筋商店街振興組合、クボタ、スイスホテル南海大阪、高島屋大阪店、なんさん通り商店会、なんば南海通商店会、なんばマルイ、ヤマダ電機が共同で実施するもの。
8月6日11時から行う「打ち水」イベントでは、南海難波駅北側広場で出発式を実施。大阪市立大学准教授の西岡真稔さんがヒートアイランド現象について説明するとともに、温度計の測定結果をもとに打ち水の効果について学ぶ「出前ECO講座」を行う。その後、なんばマルイ前、南海会館ビル前、なんばパークス前、ヤマダ電機前で各団体がそれぞれ打ち水を行う。
なんばCITY地下1階の「ガレリアコート」では7日・8日の両日、間伐材を利用してコマや竹風鈴などを作る「夏休み子工作教室」を開催する。実施時間は11時~16時で、各日先着100人が参加できる。
イベント期間中は、南海難波駅、なんばCITY、なんばパークス、スイスホテル、ヤマダ電機に「ペットボトルキャップ回収ボックス」を設置。キャップを再資源化するとともに、キャップの売却利益を発展途上国の子どもたちに贈るポリオワクチンの費用に充てる。そのほかエコ活動に関するパネル展、マイカップ持参によるドリンクの割り引きなどさまざまな企画を実施する。