難波で子どもキャプテンが1日業務-「728こどもサミット」

子どもキャプテン6人と難波の各企業や団体の代表ら

子どもキャプテン6人と難波の各企業や団体の代表ら

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)2階キャニオンコートで8月8日、「728(なにわ)こどもサミット」が行われ、小学生6人が1日駅長などの業務を行った。

特急列車「ラピート」前で業務を行う南海電鉄一日駅長

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 同サミットは「こどもたちの力で“なにわ”を元気に!」をキャッチフレーズに、子どもからの視点でより良い街づくりに対して意見を出してもらうもの。現職の南海電鉄「難波」駅長、スイスホテル南海大阪の総支配人、日本橋筋商店街の副理事長、浪速警察署長、浪速消防署長、浪速区長が参加し、それぞれの業務を1日代行する「子どもキャプテン」と意見交換を行った。

 サミットでは、まず浪速区長から現在の難波の状況についての報告の後、子どもキャプテン側が発言。「ゴミのない街にしたい」「落書きのない街にしたい」といった要望や「駅長はどんな仕事をするのか」といった業務に対する質問、「日本にあるのになぜスイスホテルと呼ぶのか」といった子どもならではの素朴な疑問まで飛び出し、現職の各リーダーとの間で意見が交換された。

 サミット後は、各子どもキャプテンが通行人にパンフレットを配るなど、今回のサミットの宣伝活動に従事。その後各勤務地に移動し、一日キャプテンとしての業務を行った。

 南海電鉄の一日駅長に就任した中西将太くんは、なんば駅駅長室で現職の駅長から業務について説明を受けた後、実際のホームで特急列車「ラピート」の見送り作業、さらに駅改札で乗降客へのあいさつなどを行った。業務後、中西くんは「駅長の仕事はいろいろあって難しい。しんどかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。スイスホテル南海大阪の一日支配人に就任した菅宣子さんは、ホテルでの各部署のチェックや食事客へのあいさつなどを行い、「とても勉強になり、夏休みの良い思い出ができた」と振り返った。

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