「失われた大阪の風景、百年前の珍品絵葉書展」が現在、ジュンク堂書店千日前店(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6635-5330)で開催されている。
絵葉書資料館(神戸市垂水区)とのコラボレーションにより実現した同企画。梅田駅、中之島、千日前、道頓堀、新世界など、大阪の名所の100年前の姿を描いた絵葉書約200点を展示している。心斎橋、四ツ橋、難波橋、天満橋など、かつて「浪華八百八橋」と呼ばれ大阪の象徴となった橋の姿も見ることができる。会場では絵葉書やA4サイズのポスターの販売も。
同館代表の藤野直計さんは「絵葉書の定点観測で、失われた風景の移り変わりを見てとることができる。これほど古い絵葉書を一般の方が見る機会は少ないので、ぜひ足を運んでほしい」と話す。今回が2度目の展示になり、ジュンク堂三宮店(神戸市中央区)など他店舗でも定期的に開催しているという。藤本智久店長は「珍しい絵葉書が多くそろっている。特に年配の方に喜んでいただけるのでは」と期待を寄せる。
営業時間は10時~21時。10月3日まで。