大阪・新町のたばこ店「ふくすけ堂」(大阪市西区新町1、TEL 06-4391-3126)は9月7日、店舗前に喫煙スペース「いっぷく処-新町」を設けた。
同店は、新町のビル1階に30年前にオープンしたたばこ販売店。自販機などを設置していた店頭のスペースをJTの協力を得てリニューアルし、約2坪の喫煙スペースとして開放した。たばこを媒介とした「コミュニケーションスペース」と位置付け、「禁煙のムードが高まり、喫煙場所が少なくなる中で、ビジネスパーソンが喫煙だけでなく異業種の人ともコミュニケーションできるスペースとなることを目指して」(同店)設けた。たばこのサンプリングキャンペーンとしての活用も予定する。
同店を経営する「ふくすけ堂」の熊谷博明さんは「コンビニエンスストアなど、たばこを取り扱う店は増加している一方、たばこ専売店は減少している。専売店としてたばこを売るだけでなく、気軽に吸うことができる場所を提供することで、消費のきっかけにつなげていきたい」と期待を寄せる。
営業時間は8時~22時。