南海と高島屋がアートイベント-難波エリアの回遊性向上目指す

  • 0

  •  

 南海都市創造(大阪市中央区難波5)と高島屋(大阪市中央区難波5)は共同で10月3日より、アートイベント「なんば de アート」を開催している。

[広告]

 「難波エリアからの文化情報発信と回遊性の向上」を目的に行われている同イベントは、なんばCITY、なんばパークス、なんばタカシマヤの3カ所を会場に行われている。

 なんばタカシマヤの本館1階正面入口では10月3日~16日、南海難波駅で回収された約32万枚の使用済み切符で「モナリザ」などの名画を再現した「切符 de アート」が展示されている。

 また、なんばCITYの本館地下2階「時の広場」では10月6日~14日、雑誌・CDジャケットなど幅広い分野で活躍しているフォトグラファー、近藤城次さんのアートワークを展示する。近藤さんは、強い色彩と、コントラストを生かした独特の作風が注目を集めているアーティストで、今回は、成宮寛貴、加藤ミリヤ、AI、小野リサ等の有名アーティスト、タレントを被写体とした作品などを初めて一般公開する。

 なんばパークス2階「キャニオンストリート」では10月6日~14日、イタリア・ジェンツァーノ市で開催されるヨーロッパ最大の花祭りを再現した「花びらの巨大なカーペット」が登場。約60人のボランティアが、カーネーションの花びらを使って6メートル×5メートルの大きさの「カーペット」4枚を再現する。そのほか、各会場で「クラシック・リレーコンサート」や「なんば de アート・クイズラリー」などのイベントも開催予定。

 両社はともに、なんばパークスの事業主体で、南海都市創造は6月になんばCITY南館に飲食ゾーン「なんばこめじるし」をオープンさせ、難波駅北側から南側への人の流れを強化したほか、10月からは南海難波駅を中心とした施設の改良工事をスタートさせ、難波駅3階から高島屋へと直接アクセスできるエントランスを新設する予定など、「新たな回遊性と難波駅全体のにぎわいを創出する」(同社)ことを目的とした取り組みを行っている。

なんば de アート南海都市創造なんばタカシマヤ関連記事(なんば経済新聞)-「なんばパークス」全館グランドオープン関連記事(なんば経済新聞)-「なんばこめじるし」開業で記者発表関連記事(なんば経済新聞)-なんばCITY南館に「なんばこめじるし」関連記事(なんば経済新聞)-南海「難波駅」改良工事の概要を発表

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース