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「大阪ミナミ映画祭」開催迫る-電波少年「ケイコ先生」による弁士も

船場を舞台に老舗の4姉妹が繰り広げる「細雪」(ささめゆき)。©1983 TOHO CO.,LTD.

船場を舞台に老舗の4姉妹が繰り広げる「細雪」(ささめゆき)。©1983 TOHO CO.,LTD.

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 「ミナミの秋は名画で染まる」をテーマに往年の名作映画を上映する「大阪ミナミ映画祭」が10月16日、「精華小劇場」(大阪市中央区難波3)など大阪・ミナミの6会場で始まる。

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 同映画祭は、1899(明治32)年にミナミの「南地演舞場」(現「なんばマルイ」)で、日本で初めて興行として映画が上映されたことを顕彰するもの。旧精華小学校跡の「精華小劇場」で「大阪ミナミ精華映画祭」として2005年に始まって以来、大阪市や地元商店街などを加えた実行委員会が主催する「大阪ミナミ映画祭」として毎年この時期に開催している。

 6回目となる今回は、6会場で7日間の日程で開催する。10月16日・17日は「精華小劇場」で「青い山脈」(16日=14時~、17日=11時~)と「めし」(16日=16時30分~、17日=14時~)を上映。料金は500円。18日は「法善寺庫裡(くり)」(難波1)で「わが町」(13時~、16時~)を上映。料金は500円。19日は老舗うどん店「道頓堀 今井」(道頓堀1)で「のらくろ伍長」など5篇(14時~、16時~)を上映。料金は1,000円で、映画上映後に同店のうどんが付く(要予約)。

 20日は「ウインズ道頓堀」(道頓堀1)で「細雪(ささめゆき)」(12時~、15時30分~)を上映。14時30分からは桂米團治さんのトークショーが行われる。21日は「サテライト大阪」(日本橋1)で「兵隊やくざ」(13時~、16時~)を上映。料金は500円。23日は「トリイホール」(千日前1)で「右門六番手柄~仁念寺奇談~」(13時~、16時~)を上映。料金は1,500円。日本テレビの「進ぬ!電波少年」でお笑い芸人・坂本ちゃんの家庭教師「ケイコ先生」だった浪曲師・春野恵子さんが弁士を務める。

 問い合わせ・申し込みは同映画祭実行委員会事務局(トリイホール内、TEL 06-6211-2506)まで。

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