大阪・ミナミの映画館「TOHOシネマズなんば」(大阪市中央区難波3、TEL 06-6633-1040)で10月30日、映画「さらば愛しの大統領」の公開を記念した舞台あいさつが行われ、監督や出演者が登場した。
同作品は、「ノバウサギ」「ジョージア『明日があるさ』」など多くの人気CMを手がける柴田大輔さんとともに、お笑い芸人の世界のナベアツさんが初めて監督に挑戦した作品。大阪府知事に当選した世界のナベアツさんが、独立国家宣言をし「大阪合衆国」初代大統領に就任したところ、暗殺予告が届き、刑事役の宮川大輔さんとケンドーコバヤシさんが捜査に乗り出すというストーリー。
この日が関西限定先行公開の初日とあって、朝から夜まで1日かけて大阪府下の7劇場で12回の舞台あいさつをこなすというハードスケジュール。「同じ人物が映画の舞台あいさつのために1日に回った劇場数と舞台あいさつ回数」としてギネスブックに申請するという。
9回目の舞台あいさつに登場した柴田さん、世界のナベアツさん、宮川さん、ケンドーコバヤシさんは多少疲れた様子を見せながら、「9回目でテンションがおかしくなっている」(ケンドーコバヤシさん)と言いながらも、観客からの質問に答えるなどし会場を笑いに包んだ。
なんばでの舞台あいさつについて、宮川さんは「駅前の広場でネタ合わせをするなど、なんばは思い出深い場所」と話すと、世界のナベアツさんも「感慨深くて泣きそう」と話した。