心斎橋の「アディダス パフォーマンスセンター大阪」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6121-9181)で11月4日、駅伝大会の事前練習会が実施された。参加者たちはレクチャー後、靭公園で夜間のランニング練習を行った。
同練習会は、今年冬に開催される「au×adidas EKIDEN GRAND PRIX」への参加希望者を対象に10月から来年1月まで全国17会場で実施されている。大会は12月11日に夢の島公園(東京都江東区)で東京大会、2011年1月22日に舞洲スポーツアイランド(大阪市此花区)で大阪大会、2月11日に愛・地球博記念公園(愛知県愛知郡長久手町)で名古屋大会が開催される。
今回の心斎橋での練習会では、スペシャルゲストとしてアディダスのランニングアドバイザーである市橋有里さんが参加。市橋さんは名古屋国際女子マラソン、セビリア世界陸上女子マラソン、シドニーオリンピックなどで活躍を続けたマラソンランナー。参加者を前にペース配分やトレーニング方法についてのアドバイスを行い、学生時代は駅伝にも挑戦していた経験から「駅伝は次の人にタスキをつないでいくという仲間意識や連帯感がマラソンと違うところ」と駅伝の魅力について話した。
トーク終了後、参加者はウオームアップをして、靱公園(西区靱本町)まで移動してナイトランニングを行った。参加者は男女半分ずつ、20歳台後半~50歳台までの約30人。靱公園まで軽く流した後、男女1人ずつのペアに分かれてリレー形式で公園内をランニングした。
アディダスはほかにもメーカー直営のランナー専用施設「adidas RUNBASE(アディダス ランベース)」の設置や、ランナー用のコミュニティ「アディダス ランニング共和国」の立ち上げ、会員制ナイトランニングの定期的な実施など、ランナーのサポート活動への取り組みを行っている。