なんばで紛争国の子どもたちの写真展-ドイツ人写真家の講演会も

ドイツ出身の写真家でジャーナリストのウリ・プロイスさん

ドイツ出身の写真家でジャーナリストのウリ・プロイスさん

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  なんばパークスタワー3階の「カタログハウスの店 大阪店」(大阪市浪速区難波中2、TEL 0120-355-386)で現在、ドイツ出身の写真家でジャーナリストのウリ・プロイスさんが紛争国の子どもたちを撮影した写真展「ドイツ平和村の子どもたち」が行われている。

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  カタログハウスでは2002年から、通販カタログ「通販生活」を通じ、ドイツに本部を構えるNPO法人「ドイツ国際平和村」の活動の様子を伝えたり、読者に支援金の送付を呼びかけたりする活動を続けている。

 ドイツ国際平和村は、母国では十分な治療を受けられない、アフガニスタンなど紛争国の傷ついた2歳~11歳の子どもたちをチャーター便でドイツに連れて来て治療し、治ったら母国に帰す「援助飛行」という活動を行っている。平和村の活動にはドイツ国内の約300の病院が賛同し、無償で治療を行っているが、チャーター便の運行費が値上がりし予算がひっ迫しているという。

 旅行写真、航空写真、ルポルタージュなどを手がけるウリ・プロイスさんは、1991年からボランティアとしてドイツ国際平和村にかかわり、援助飛行に同行し紛争国の子どもたちなどの写真を撮影、講演会や写真展を通し平和村の活動を広めている。今回の写真展では写真16点を展示する。

 6日には同会場で、ウリ・プロイスさんが講演会を行う。「紛争国の状況や、平和村の活動について、写真を撮影した時のエピソードなどを紹介する。今後もフォトジャーナリストとして平和村の活動を伝えていきたい」とウリ・プロイスさん。開催は13時~。電話による事前申し込みが必要で、受講料は1,000円。

 展示会の開催時間は10時~19時。今月14日まで。

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