平川商事(大阪府八尾市)は10月10日、難波・千日前に建設中の複合レジャー施設「namBa HIPS(なんばヒップス)」を12月にオープンすると発表した。
なんばヒップスは、アミューズメントフロア、ゴルフフロア、エステフロア、飲食フロアなどから構成される地上12階建て、高さ86メートルの複合レジャービルで、最大の特徴は、ビルの壁面に設置される垂直落下型のフリーフォール「ヤバフォ」。
ヤバフォは、地上74メートルの高さから秒速最高22メートルで60メートル落下する6人乗りの乗り物で、「御堂筋沿いから大阪難波の街を見下ろし、一気に落下するスリル」(同社)が売り物。ビル壁面に設置されるフリーフォールは日本初となる。
ビルのデザインは建築家の高松伸さんを起用。「難波の新たなランドマークを目指し、驚きを意味する『!(エクスクラメーションマーク)』と『永遠の時を刻む砂時計』をモチーフとしたユニークな外観デザイン」(同)が特徴。延床面積は12,275平方メートル。
若者やファミリー層をターゲットとしており、ヤバフォの利用は年間40万人を見込む。総事業費は180億円。