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TOHOシネマズなんばが新3D上映方式を導入-より軽く、明るく

支配人の横田浩嘉さんと新方式の3Dメガネ(左)

支配人の横田浩嘉さんと新方式の3Dメガネ(左)

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 大阪・難波駅前のシネマコンプレックス「TOHOシネマズなんば」(大阪市中央区難波3)が5月20日、新方式の3D上映方式「マスターイメージ3D」を導入する。

「マスターイメージ3D」方式のメガネは軽く、画面も明るくなった

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 同劇場ではこれまでもXpanD(エクスパンディー)社製のアクティブシャッター内蔵の3Dメガネを利用して3D映画の上映を行っていたが、メガネに電子回路と電池を内蔵していることもあり72グラムと重く、またレンズそのものに緑色の着色があり画面が暗くなりがちだったという。

 新たに導入する「マスターイメージ3D」方式では、映画を投影するスクリーンを従来のものから「シルバースクリーン」といわれるものに置き換える必要があるが、メガネそのものには電池などの回路を組み込んでおらず、大人用=24グラム、子ども用=18グラムと軽量で、メガネのレンズそのものの色もほぼ透明で、画面が明るく見えるという。

 XpanDの場合は上映後にメガネを回収し消毒して再利用していたが、マスターイメージ3Dの場合は毎回新品を配布するため持ち帰りも可能。次回持参すると3D映画を100円引きで見ることができる。

 支配人の横田浩嘉さんは「昨年の『アバター』のヒットで3D映画が普及した。新方式ではメガネが軽く画面も明るいため、より3D映画を見てもらいやすくなった」と話す。同劇場では9スクリーンあるうちの4スクリーン(スクリーン2、4、5、7)にシルバースクリーンを設置し、3D対応とした。

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