なんばウォークにお菓子の郵便局-クッキー8,000枚使い組み立て

製作中のお菓子の郵便局

製作中のお菓子の郵便局

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 大阪・難波の地下街「なんばウォーク」内クジラパークに2月11日、高さ3メートルの「お菓子の郵便局」が登場する。

屋根となる巨大なロールケーキ

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 お菓子の郵便局「愛を届けるスイートポストオフィス」は、同地下街がバレンタインのイベントとして企画したもので、大阪調理製菓専門学校(泉大津市)でパティシエを目指して学んでいる製菓衛生師科の学生延べ50人が製作に携わり、現地で組み立てているもの。2月9日から15人ずつ交代で組み立て作業を行い、11日夕方に完成する見込み。

 使用する材料は、クッキー8,000枚をはじめ、チョコレート100キロ、卵500個、バター10キロ、グラニュー糖40キロなど。パン生地などのパーツは事前に1カ月かけて製作し、現地で組み立てとデコレーションを行っている。完成すると幅3.6メートル、奥行き2.7メートル、高さ3メートルになる。

 10日夕方、別々に組み立てていて建物部分に、ロールケーキを模した大きな屋根が取り付けられると、見守っていた買い物客らからは歓声と拍手が起こった。製作を指揮する同科教員の蒲池昭寛さんは「クッキーや飴細工など、これだけ大量のパーツを安定して作ることは良い経験になる。昨日貼り付けたクッキーが、今朝になると200枚ほどはがれていたりもした」と話す。組み立てに携わる男子学生も「組み立て作業はとても楽しい。マジパンなどの製作技術もアップした」と話す。

 このお菓子の郵便局は、「お菓子でできた郵便ポストに愛のメッセージを書いて投函すると恋が成就する」というストーリーを基にしたもの。郵便局の前には高さ2.3メートルのお菓子のポストも設置し、12日~14日の3日間は会場に用意したオリジナルはがきにメッセージを書いて投函すると、実際に郵便物として届く(各日先着1,000人)。

 完成した「お菓子の郵便局」の展示は14日19時まで。

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