湊町リバープレイス(大阪市浪速区湊町1)で10月20日・21日に開催された、大阪コナモン博覧会(通称=コナ博)のイベント「粉もん王座決定戦」で、大阪のたこ焼き店「道頓堀くくる」が初代「粉もん王座」に輝いた。
同イベントは、生活文化研究家でタコヤキストの熊谷真菜さんが実行委員長を務め、12月25日まで開催されている「大阪コナモン博覧会」の一環として行われたもの。「大阪を代表する」粉もん店10店と、日本各地の「ご当地」粉もん店5店の計15店が会場に集結、来場者の食べ比べによる投票で「粉もん王座」を決定した。来場者は、300円均一の「粉もん」を3品食べることで1回投票することができる。
21日の15時30分過ぎに、会場に設けられたイベントステージに15店の代表者が集まり、実行委員長の熊谷さんから初代「粉もん王座」が発表された。「道頓堀くくる」が王座を獲得、大阪の店舗が「粉もんの聖地」の面目を守った。同店は、20日に行われたインターネット上の「粉もん王座大予想」でも最多得票数を獲得していた。なお準王座は、「道頓堀 赤鬼」のたこ焼きと、静岡県の「富士宮やきそば」の2店となった。
イベントの閉会にあたり実行委員長の熊谷さんは「大阪の楽しさや魅力を、『粉もん』を入り口として味わってもらいたい。今後も開催したい」とあいさつし、来場者全員の「大阪締め」で閉幕した。