なんば高島屋が全館リニューアル-売り場面積が1.4倍に

バラを受け取り目当ての売り場を目指す買い物客

バラを受け取り目当ての売り場を目指す買い物客

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 大阪高島屋(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)が3月3日、全館グランドオープンした。

リニューアルした大阪高島屋の店舗外観

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 同店では2006年11月より、投資総額450億円をかけ「東館」「旧本館」「西館」を増床し「新本館」として一体化するリニューアル工事を進めていた。工事は3期に分けて行い、昨年3月に第1期部分がオープン。売り場面積を5万6,000平方メートルから7万8,000平方メートルへと約1.4倍に拡大し、増床部分に新設した5階のヤング向け服飾フロア「gokai(ゴカイ)」と、7~9階のレストラン街「なんばダイニングメゾン」が話題を集めた。

 昨年9月には第2期部分がオープン。「旧本館」部分も含め3階~5階を婦人服売り場として再構築、従来のミセス層に加え、30~40代のキャリアや子育て世代もターゲットに据えた。また1階東ゾーンには関西百貨店では最大となる3,000平方メートルの化粧品売り場をオープンした。

 全館グランドオープン初日の3月3日、1階の正面入り口には開店15分前に100人以上が列を作った。開店と同時に従業員や役員が客を出迎え、高島屋の象徴であるバラの花を手渡した。500組あったバラの花は10分足らずで配り終えた。

 今回の全館グランドオープンでは、西ゾーンの2~5階を「タカシマヤメンズ」と名付け、男性向けの服や雑貨を集約した。売り場面積を従来の1.7倍となる8,000平方メートルに拡大し、110の新規ブランドを含む、450ブランドを集積。東ゾーンの地下1階の和菓子・洋菓子売り場も完成し、売り場面積を1.2倍に広げ、70ブランドを集めた。

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