難波の複合商業ビル「namBa HIPS(ナンバヒップス)」(大阪市中央区難波1)で5月8日、ロッククライミングの競技会「Rock Climbing OSAKA JAPAN 2011 namBa HIPS CUP」が行われ、表彰式に小栗旬さんと長澤まさみさんが登場した。
同日開催された「御堂筋オープンフェスタ」の一環で行われた同イベント。国内外のトップクライマー18人が参加し、ロープを使って壁面を登る「リードクライミング」形式で、到達した高さとタイムによるコンペが行われた。
ナンバヒップスの壁面に取り付けられたクライミングウォールは、スタート地点の高さが地上15メートル、最高地点では地上40メートルにもなるもの。歩行者天国となった御堂筋から大勢の人が観覧し、選手が登り終える度に歓声と拍手が起こった。
競技の結果、女子部門では世界ランク1位の韓国のキム・ジャインさんが、男子部門では同2位のオーストリアのヤコブ・シューベルトさんが優勝した。表彰式には、5月7日から公開が始まった映画「岳-ガク-」に主演する小栗旬さんと長澤まさみさんがスペシャルプレゼンターとして登場し、選手にトロフィーを手渡した。
競技を見た感想について、小栗さんは「僕も映画でクライミングをやったが、あの壁を上まで登って行くのは相当きついだろうなあと思って見ていた」と話したほか、長澤さんも「本物のクライマーがクライミングしている姿を見るのは初めてで、格好良さに圧倒された。一生懸命作った映画が昨日公開されたので、ぜひ見てください」とアピールした。