大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)南館8階の美術画廊・特選ギャラリーで8月10日、女流書家・金澤翔子さんの作品を展示する「金澤翔子 書の世界展」が始まった。
「ダウン症の女流書家」として知られる金澤さんは1985(昭和60)年生まれ。書家でもある母・金澤蘭鳳さんに師事し5歳から書を始め、20歳で初めての個展を開いた。その後、テレビで紹介されるなどして広く知られるようになった。先日、来年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当することも発表された。
同展では、東日本大震災で被災された方に向けた「共に生きる」という書をはじめ、金澤さんの作品、額装約50点、屏風4点を展示・販売。金澤さんの作品の展示会が開かれるのは関西では初めて。
14日には金澤さんが来場し、作品をその場で書く「揮毫(きごう)」を行う。14時~。9時45分に南館1階入口で観覧整理券を配布する(先着70人)。
営業時間は10時~20時(15日は18時30分まで、16日は17時まで)。入場無料。今月16日まで。