広域なんば圏の百貨店で10月5日から、早くもおせち商戦が始まる。
高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)では、初日の10月5日のみ4階特設会場で、6日以降は地階特設コーナーでおせちを販売する。毎年人気が高い、老舗料亭や有名ホテル、有名レストランなどのおせちのほか、今年は高島屋オリジナルのおせちを多数用意した。
高島屋創業180周年を記念した「黄金の三段重おせち」(1,890万円)は、3.3キロの18金を使用した重箱に、老舗料亭のおせちを詰め合わせて販売する。同商品は10月11日まで申し込みを受け付け、抽選で3人に販売する。
和・洋・中・イタリアン・子ども向け・肴(さかな)の6種類のおせちから好きなものを組み合わせて注文できる「選べるおせち」(1段=1万500円、子ども向けは1段=8,400円)、日本各地のパワースポットにちなんだ食材を詰め合わせた「日本の旅巡りおせち 和一段重」(2万1,000円)、ふたに仮面ライダーの図柄が入った「家族三世代おせち 和・洋中・お子様 三段重」(2万6,250円)などの高島屋オリジナルおせちも販売する。同店でのおせちの販売は12月25日まで。
大丸心斎橋店(心斎橋筋1)では昨年よりも15日繰り上げ、10月5日から、本館7階「おせち・お正月料理承りコーナー」でおせちの販売をスタートする。「高校生レストラン」の著者で、三重県立相可高等学校で実際に生徒を指導する村林新吾教諭が監修する「和風 三段」(2万6,250円)、「レストラン中村孝明」の中村孝明さん、「リストランテMASSA」の神戸勝彦さん、「赤坂 四川飯店」の陳建一さんが監修した「和・洋・中華風 三段」(3万1,500円)などが初登場するほか、定番の「大丸・松坂屋限定おせち」(4人用3段=2~3万円、3人用2段=1万5,00円、2人用2段=1万円)などを販売する。同店でのおせちの販売は12月24日まで。