なんばパークス西側に9月25日、魚の串焼き店「魚串 波食波食（ぱくぱく）」（大阪市浪速区難波中1、TEL 06-6630-8989）がオープンした。

店内の様子。壁際には立ち飲み用スペースも

　魚串（うおくし）とは、魚介類を串に刺して焼き上げた、「焼き鳥感覚で食べられる串焼きの海鮮」（同店）。店主の坂口寛さんは10年にわたり大阪ミナミで飲食店に勤務、数年前から「魚串というカテゴリーを広めたい」と考え、2年前から出店場所を探していた。ユニークな店名は、サーフィンが好きな坂口さんが「波乗りをしながら食べていけたら」という思いと、「パクパク食べる」から名付けた。

　店舗面積は約18坪。店内には、カウンター＝12席、座敷＝10席のほか、6人分の立ち飲みスペースも設ける。「飲食業の前は建築業をやっていた」という坂口さん自ら内装を手掛け、1カ月半かけて店を作り上げた。

　メニューは、魚串が「マダイ」「マグロ」「キンメダイ」（各280円）、「サーモン」「ホタテ」「ゲソ」（各180円）、「アジ」「サワラ」「ホッケ」（各120円）などのレギュラーメニュー24種類のほか、「おまかせ魚串5種盛り合わせ」（1,000円）、そのほか旬のメニューを用意する。魚串のほか、牛串、豚串、鳥串、釜飯、一品料理なども提供。

　ドリンクは、「黒龍」「早瀬浦」（各900円）などの日本酒7種類、「虎マッコリ」（580円）、「伊賀流どぶろく」（500円）のほか、ビール、チューハイ、カクテル、焼酎、梅酒、ワイン、ソフトドリンクなどをそろえる。来店客は30～50代が中心で、男性客が6割ほどを占める。客単価は4,000円。

　坂口さんは「魚串は、肉などのようにしつこくなくあっさりしている。いろいろな種類の魚を少しずつ食べていただける」と話す。

　営業時間は18時～翌4時。