大阪・湊町のライブハウス「なんばHatch」(大阪市浪速区湊町1)で11月14日、ライブイベント「JAF presents KIDUNA LIVE 2011」が行われた。
JAFとJFN(JAPAN FM NETWORK)により2008年から始まった、「家族」「人のつながり」「コミュニケーション」の大切さを訴える「KIDUNAプロジェクト」の一環で行われた同イベント。プロジェクトリーダーのSkoop On Somebodyのほか、植村花菜さん、キマグレン、佐藤竹善さん、moumoon、矢井田瞳さんが参加、約20曲を熱唱した。
トップバッターとして登場した矢井田さんが「2008年ごろに(音楽活動を)休養していた時、音楽仲間が電話をしてくれうれしかった」とエピソードを紹介すると、植村さんは「小さいころからおばあちゃんと2人暮らしだったので、お母さんにはお弁当だけ作ってもらっていた。上京してから実家に帰ると、お母さんが朝ごはんを作ってくれるようになり涙が出そうになった」と家族との絆について話した。
各出演者が数曲ずつ披露した後、出演者全員が再び登場。集まった観客1600人と共に「Change the world」を歌い、絆の大切さを確認した。来場者からは1人につき2,000円を募金として集め、諸経費を除いた全額で黄色いジャンプ傘を製作、大阪府下の小学校に寄贈する。