道頓堀川の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で1月29日、巻きずし丸かぶりコンテストが行われ、女子大生やミス商店街らのチームが巻きずしを食べるスピードを競った。
同コンテストは、大阪海苔(のり)協同組合(大阪市北区)が主催する「海苔チャリティーセール」の一環。1チーム3人で組み、今年の恵方、北北西を向きながら1人1本ずつ順番に巻きずしを食べ早さを競う。今回参加したのは関西学院大学、甲南女子大学、同志社女子大学の3大学5チームと、戎橋筋・宗右衛門町・道頓堀のミス商店街チームの計21人。
雪がちらつく寒空の下、「しゃべってないで早く!」「お茶で流し込め!」などの声援を受けながら、21人の女性が巻きずしを懸命に頬張った。優勝を勝ち取ったのは、8分24秒のミナミ元気むすめチーム。女子大生に勝ったことについて、「まだまだ若さでは負けたくないと思って頑張った」とにっこり。2位は関西学院大学Bチーム、3位は同志社女子大学だった。
併せて、今年収穫新海苔を市価の半値以下で販売するセールを実施。売上金は車いすの購入に使われ、大阪市社会福祉協議会などに寄付される。