大阪・難波の地下街「なんばウォーク」内クジラパークに、ギネス記録を達成した巨大なチョコレートオブジェが登場し、通行人らの目を楽しませている。
毎年バレンタインデーに合わせてさまざまな菓子のオブジェを制作している「なんばウォーク」。今年は「ギネスにチャレンジしてみよう」(虹のまち商店街振興組合理事長の小儀俊光さん)と、愛のプレゼントから連想した巨大な指輪型のオブジェを制作。明治(東京都江東区)の協力で同社の「マーブルチョコレート」6500箱、約25万粒を準備し、通行人にメッセージボードを作ってもらいながらチョコレートを追加してもらう形をとった。
オブジェは8日から展示を開始。11日正午まで、延べ約1000人のカップルや親子連れが、楽しみながらギネス記録挑戦に協力した。267.4キロ、縦約1.2メートル、横約1.5メートルの巨大指輪が完成すると、集まった見物客からは歓声が。ギネス認定条件の「全てチョコレートで制作」「重さ200キロ以上」「必ず食べられる」「イベント後は全て食べること」をクリアし、「largest chocolate candy sculpture(最大のチョコレートキャンディー菓子の彫刻)」カテゴリーで世界記録を樹立した。
ギネス公式認定員のショーン・カニーンさんは「皆さんの愛が詰まっていますね」と笑顔に。小儀理事長が「マスコットのなんばワンと併せて、なんばウォークには2つの『ナンバーワン』ができた」と笑いを誘う一幕も。
同オブジェは14日まで、クジラパークに展示される。