大阪・西心斎橋のアメリカ村にある商店主などで構成する「アメリカ村の会」(大阪市中央区西心斎橋1)が2月24日、「Apple Store Shinsaibashi」(同)でiPadの勉強会を開いた。
同日からアメリカ村内の14のホテルやカフェなどにiPadを設置し、主として外国人に向けた道案内などに活用することが決まったことから、設置店の担当者に向け開かれた同勉強会。同店スペシャリストの濱部康照さんが講師となり、「タップ」「ピンチイン」などiPadの基本操作のほか、Wi-Fi接続の方法、Googleマップの使い方、ソフトウエアキーボードの入力方法などを説明した。参加者は配られたiPadを手に、実際にマップで道順を検索したり、文字を入力したりと操作を行った。
同会は2月末、中国、韓国など外国人観光客の増加に対応し公式ホームページをリニューアルし、日本語のほか、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語での情報発信を開始した。iPadには各国語のアイコンが並び、クリックするだけで各国語で書かれたホームページが開くようにした。
ホームページリニューアルを共同で手掛けた、外国人向け観光ガイドブックなどの制作会社エースキューブ(同)の松岡晋吾さんは「iPadの設置店舗により使い方は違うと思う。半年後ぐらいにヒアリングし、徐々に改善していきたい」と話す。