大阪・心斎橋に「韓国屋台酒場 ヤカン食堂」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 06-6251-1221)が2月6日、オープンした。
店舗面積は40坪で、席数は80席。運営は、「まだん」「とりひめ」などの飲食店を手掛けるマダンプラス(博労町1)。提供するメニューはサムギョプサル(980円~)、トッポギ(480円~)、ケランマリ(680円~)などの韓国料理。マッコリ(韓国の醸造酒)の豊富さが売りの一つで、黒豆、緑茶、おこげ、カボチャ、済州ミカン、ブドウなどさまざまな味のマッコリ17種をそろえる。
マッコリは、グラスだけでなく「やかん」でも提供する(グラスは380円~、やかんは1,480円~)。「もともと韓国でマッコリは、やかんで飲まれていた」(同店担当者)ことから、このスタイルでの提供を思いついたという。「大阪でこうした形のマッコリ専門店はまだない。マッコリは最近日本でもブームになってきており、やはり韓国料理に合う。このスタイルを定着していきたい」とも。
店内スタッフのほとんどを日本語も話せる韓国人でそろえ、韓国にいる気分も演出する。メーンターゲットは20~30代の女性で、「例えば韓国に旅行に行く前にまず雰囲気を楽しみたい、といった方に利用していただきたい。それ以外にも、韓国から日本に来ている人が故郷を懐かしんで来店される場合も多い」と同担当者。
営業時間は17時~翌3時(日曜・祝日は24時まで)。