大阪・難波の地下街「なんばウォーク」に5月17日、文具店「ステーショナリーマーケット なんばウォーク店」(大阪市中央区千日前1、TEL 06-4708-8181)がオープンした。
文具業界歴20年で、文具メーカーからの依頼でペン、ノート、定規、ペンケース、ホチキスなど文具のプロデュースも行う石津大(いしづひろし)さんが独立開業したもの。自ら「文具マニア」を名乗るほど文具が好きで、福岡・大阪を中心に11店の大型店を展開する文具販売チェーンをいとこと共に経営していたが、「売れるものよりも、本当に良い文具を売りたい」(石津さん)と新たにステーショナリーマーケット(同)を設立、1号店として同店を出店した。
赤を基調とした14坪の店内に、面積比で通常の約2倍となる5000アイテム(うち女性向け=2000アイテム、男性向け=1000アイテム、一般向け=2000アイテム)を展開する。日本橋駅からなんば駅の地下街に立地するため、ターゲット層は学生ではなく、30~50代のビジネス客・OLを想定する。商品単価は、500~1,000円が中心。
文具マニアとしての石津さんのこだわりを全面に押し出し、主要な商品にはユニークなPOPを取り付けるほか、「文具に関する質問には何でも答える」(石津さん)という。「なんばエリアには文具専門店がなかった。今後、この店にわざわざ足を運んでいただけるように、珍しい商品をどんどん入れていきたい」と話す。
営業時間は10時~21時。