なんばマルイ(大阪市中央区難波3)が6月25日、スマートフォンを使った来店ポイントサービス「スマポ」の対象店舗となった。
スポットライト(東京都港区)が提供する「スマポ」は、iPhoneやAndroidに無料アプリをインストールしたうえで、対象店舗に行くことでポイントが貯(た)まるサービス。無線通信技術を使った独自システムにより、ユーザーは入店時にアプリ上で簡単な操作を行うだけでポイントが貯まり、貯まったポイントは商品券などと交換ができる。
昨年9月に東京都内の「ビックカメラ」と「大丸」で導入され、関東を中心にサービス展開が進んでいる。大阪ではこれまで、今年2月に「ビックカメラなんば店」(千日前2)に設置されていたにとどまっていたが、6月25日に「なんばマルイ」の地下1階、1階、3階、6階、7階で利用が可能となったほか、7月1日には「ニューバランス大阪」(西区北堀江1)で利用が可能となる。
同社の柴田陽社長は「首都圏では100店舗近い店で導入が進んでおり、今後関西圏での段階的導入を進めていくうえで、商業の街ミナミから始めたいという思いがあった。今後1年ほどかけて、首都圏並みの密度で展開する予定」と話す。