大阪ミナミ・道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」に7月6日、僧侶約20人を乗せた船が登場し、湊町リバープレイスと日本橋間を読経しながら往復した。
「高野山開創1200年記念大法会」開始の1000日前を記念して行われたイベントの一環として、南海電鉄と高野山真言宗 総本山金剛峯寺(和歌山県伊都郡)が行ったもの。18 時30分に戎橋近くの「とんぼりリバーウォーク」に集まった僧侶は、難波八阪神社の宮司にお出迎えとお清めを受けた後、船に乗り込んだ。
僧侶らは、「とんぼりリバーウォーク」両岸に設置されたちょうちん1200灯が輝く道頓堀川を、お経を唱えながらゆっくりと進むと、居合わせた観光客らがカメラを向けた。
関連イベントとして、喫茶店「梅香庵(ばいこうあん)」(大阪市中央区千日前1)では、6日~8日の期間限定で「高野山カフェ」を開催。高野山銘菓「みろく石」とドリンクのセット(500円)を提供するほか、1人1文字ずつ写経し「般若心経」を完成させる「絆写経」の体験会を開いた。