道頓堀の人気たこ焼き店「くくる」などを経営する白ハト食品(大阪府守口市)は11月2日、道頓堀コナモンミュージアム(大阪市中央区道頓堀1)地下1階に大阪万博がコンセプトのたこ焼きカフェ「EXPO CAFE(エキスポ カフェ) タコノツボTiTAN(タイタン)」をオープンした。
今年6月に閉店した大阪万博のグッズなどを展示するカフェ「エキスポ カフェ」(中央区)のコンセプトを引き継ぎ、たこ焼きも楽しめるミュージアムスタイルのカフェとして「エキスポ カフェ」の店主で、約1万点の万博グッズを所有する白井達郎さんがプロデュースした店内には、大阪万博の会場を再現した横幅約1メートル80センチのジオラマやバッジコレクションなど300点近くのグッズを展示するほか、ヒストリーシアターとして当時の映像も上映する。
白井さんは「コレクションの一部しか置いていないので、順次入れ替えて展示する予定。店に来るたびに新たなグッズを発見してほしい。私も、できるだけ土曜・日曜・祝日には店を訪れ、万博ファンと話を楽みたい」と話す。白ハトグループの永尾俊一社長は「今後、過去、未来をつなげるミュージアムを目指し、キラキラ輝く街にしたい。道頓堀川沿いの名物店となれば」と話す。
メニューは、たこ焼きと大阪万博にちなんだ絵がソースで描かれたえびせんべいとドリンクが付いたオリジナルメニュー「エキスポプレート」(950円)をはじめ、明石焼、洋風おでんのほか、たこ焼きのためのシャンパン「たこシャン(グラス)」(500円)も用意する。
営業時間は12時~22時。